W杯、日本対オランダ(0−1)

なんだかんだ言って先発は両軍とも前と同じ。今野の起用はなかった。
始まるとやっぱり日本を応援してしまう。よし、それでいい。
とか思いつつ、ハッとしてオランダこれじゃアカンやんか。
んで日本すぐピンチになって、またハラハラ日本を応援。
攻めあぐねるオランダにちょっとイラつく。

どっちやねん!!
困るわ。。。

前半は日本ペースか。
オランダはもっと動いてボールをもらう動きをしないと。

後半開始。
オランダはギアチェンジしてスピードアップ。ロッカールームで監督にどやされたか。
2分、ジオの突破からセンタリング。カイトがヘディングシュート。
ジオなかなかいいぞ。

7分、スナイデルがこぼれ球を弾丸シュートでゴール。ジオがゴール前に入れたボールから。ファンペルシの粘りで。川島は死角だったのか?
18分、松井out俊輔in
19分、大久保、シュート外す。動きはいいのだが枠に入れてくれ。
24分、チェイスしに前に出たジオ様のウラを取って、カウンターから駒野のグラウンダーラストパス。本田一歩及ばず。
26分、ラフィoutエリア投入。すかざす長友のサイドを変えてエリアに付かせた。
32分、玉田、岡崎の2枚替え。岡ちゃん勝負に出た。
37分、スナイデルoutアフェライin。日本はよくスナイデルを封じたがあの一瞬が命取りだった。
39分、カウンターからアフェライ突破。ここは川島よく防いだ。
40分、日本FK。この辺からトゥーリオは上がりっぱなし。
42分、ファンペルシoutフンテラールお目見え。
すぐに中澤のパスをカットされてあっという間にゴール前へ。また大ピンチ。取られたの俊輔か?
ロスタイム、パワープレーに。
トゥーリオが頭でそらしたボールに岡崎。シュートふかす。岡崎は全然持ってない!
今度は長友がエリア内でデヨングに倒されるが笛は無し。
タイムアップ。

日本はカメルーン戦よりシュート数も増えてオランダをうまく封じたが、結局買ったのはオランダ。負けは負け。チャンスをものにする決定力、ゲーム運びの差はまだまだ開いている。
本田、今日は何も持ってなかった。せめてキープくらいしてくれ。俊輔は見せ場作れず。初戦使わなかったのも納得。これでは次は出番ないかも。森本はコンディション間に合わないのか?
ファンブロンクホルスト狙いと見られていた右サイドの攻撃も、押し上げが弱いのと効果的なサイドチェンジがなかったので、いい形で1対1を仕掛けられなかった。あるいは周りのフォローがないうちに間を詰められたかんじ。
オシムが大久保や本田をやり玉に挙げたのもわかるけど、間延びした中でどうしても孤立しちゃうから自分でやるしかないという部分も多いと思う。あれでシュート入れちゃえばヒーローだからねぇ。大久保はエゴを通すのならスナイデル並みのシュート打て。

オランダに目を移すと、果たしてこれが優勝候補なのかというもたつきぶり。しっかり勝ったし、イタリア流に言えば1−0は文句ないのかもしれないが、デンマーク戦同様に引いて守られると動きが停滞してしまう。今日はエリアも何もできず。ロッベンはまだ間に合わなかったが、毎試合スペースのない状況が続きそうなので、サイドの1対1はなかなかできそうにない。
カイトに当てるポストプレーとか裏へのロングボールとか。攻めに変化が必要だ。

さて、ジオ様はやっぱり頑張ってくれましたよ。タテに何本か危険なパス入れたし、突破もして、スナイデルのゴールはジオのセンタリングから。松井は守備に忙殺されてジオ様にドリブルを仕掛けられなかった。また、デヨングが左サイドをよくケアしてファン・ブロンクホルスト様を孤立させなかったのも良かった。

オランダが攻撃力を発揮できなかったのは屈辱だけど、今のオランダは負けないサッカーもできるのが強みかも。後半開始に前からガンガン行ったが、点を取るとまたギア落として引いてカウンター狙いに切り替えた。
後半に何回かあったカウンターのチャンスにアフェライフンテラールが決めていれば試合は終わってた。見ていて面白くないサッカーだけど、とにかく勝って1位突破に大きく前進したことで結果オーライと考えよう。

あとは、デンマークカメルーンの結果が問題ですね。



ワールドカップ2010ストライカー編