チャンピオンズ決勝、バルセロナ対マンチェスター・ユナイテッド(2−0)


立ち上がりにマンUが押し込んでバルサがタジタジってかんじだったので驚いた。

バルサが相手にポゼッションされて引くのは見たことない。とか思ってたらやっとエンジンかかったのか、押し戻してイニエスタのドリブル突破からエトーにラストパス。エトーが切り返したところで勝負あり。しかもキックモーションを読まれにくいトーキックぎみに素早い振りのシュートでゴール。

以降はほとんどバルサが自在のパスで圧倒。しかも、相手ボールになるとすぐに前から取り返しに行く。このチェイスがまた圧巻でした。これを植え付けられてマンUは精神的にナーバスになったみたい。

バルサはベストメンバーではなくて控えの層も薄かったけど、ケガ明けのアンリやイニエスタが間に合ってよかった。ピケが前半に黄色もらって、後半にロナウドに突っかけられたらヤバイと思ってたが、中央では1対1になる前に芽を摘み取って未然に防いでた。そもそもロナウドにボールが入る前にパスの出し手をバルサが潰していたのが勝因。守備でもバルサが上回ってたようだ。唯一、プジョルテリー・ファンクみたいな大芝居を連発して苦笑もんでしたが・・。

チェルシーと違って、マンUは引かなかったのでがっぷり四つになりバルサの強さが発揮されたようだ。きのうの日本代表もチリのおかげで良さが出せたし。

バルサのパススピードの速さはトリ肌もんでしたが、そこにオランダ選手がいないのが寂しかった。来期はレアルも資金強化しそうなのでチャンピオンズ決勝でバルサと当たるくらいに復活してください。でなければオランダ選手はみんなバルサが引っこ抜いてください。