ユーロ 準々決勝、スペイン対イタリア(0−0PK4-2)

試合始まってしばらくして、あれ、デコが出てないぞとマジに20番を探した。シャビやイニエスタがいると自然にデコを探してしまうのだ。
このボケがどういう前フリかというと、アラゴネスはあろうことかシャビとイニエスタフェルナンド・トーレスまで下げてしまったのだ。こんなことがアラゴネス
(あえてツッコミません)
イタリアはカンナバーロに加えてピルロガットゥーゾが出られない。でも誰が出てもイタリアサッカーの遺伝子は脈々と流れていて、相変わらずカンヌキはしっかりしてる。ただ、後ろ7人で前3人という分業制はよりハッキリしてしまった。
アラゴネスはこの「大人のサッカー」に付き合って同じ舞台に乗ってしまったみたい。カウンターを恐れて人数をかけて攻めることをしない。シルバやビジャが何度もチャンスを作ったけどロシアみたいにボールを奪うと左右からフリーランニングで突っ込んでくる怒涛の攻めじゃなかった。
シャビ、イニエスタトーレスを下げてもセスクやグイサというカードを使ってきたわけですが、チームとして点を取りにいくというよりは個人技頼みの展開は変わらず。
結果PK戦で勝ってしまったわけですが、ちっともオモロなかった。やっぱりアフォスペクタクルサッカーで大人のサッカーを粉砕して欲しかった。これも決勝トーナメントの厳しさってことでしょうか。今考えると、このイタリアにどうしてオランダが圧勝できたのか?不思議だ・・・。やっぱアフォだから?
アラゴネスは代表メンバーにホアキンとかの純然サイドアタッカーを選ばなかった時点からこういう流れは決まっていたんですかね。こうなったらロシア応援しますよ!