Jリーグ、横浜対浦和(1−0)

早いもんでもう3月、Jが始まりました。上野が去り那須、鈴木、吉田、マイク、塩川、吉村などがいません。上野は功労者だと思いますがねぇ。ドゥトラなどと同様にセレモニーも引退試合もなく去っていくんでしょうか。残念です。
そして監督は、かって岡ちゃん時代に「ああいうサッカー・・・」呼ばわりした桑原氏。因縁ですな。正直まだ監督として認めたくありません。僕は器小さいんです。
イベント営業が板についてきたのか、開幕試合のチケットを6万枚以上さばいたようで、1時間前にはすでに最後列まで埋まってた。いつもの場所はとれず、大型ビジョンに近寄って風の強い上段に。
試合は終始マリノスペース。こういう場合は押しながらも点が取れず一瞬のスキを突かれて個人技でやられるのがいつものパターンですが、今日は先制してそのまま逃げ切っちゃった。
レッズは小野、長谷部が去り、ポンテも長期離脱。ゲームメイカー不在がはっきり出ました。三都主もケガらしくてトップ下に山田で両サイドは平川と相馬。山田は見せ場作れず、左は相馬なの?一度ブッちぎられましたが、サイドの攻防でもマリノスが押し込んでましたね。サイドを使ってあげる人がいないんですよ。
対するマリノスは、ロニー、大島2トップでトップ下にロペス、両サイドはハユマと小宮山でボランチに山瀬兄と松田、3バックは田中裕介、中澤、栗原。カギはボランチの2人と思われましたが結果的にはまずまず、混戦でフリーの奴つくったり、遠めからシュート打たれるなどけっこうありましたけどね。河合が長引きそうなので松田には頑張って欲しいです。あと、山瀬が上がっていって両外国人と絡むのを見たかったけど、まだまだってかんじでした。ロペスとロニーはさすがのテクニックを見せてくれましたが、さっそく一人が退場。去年も「世界基準」のプレーで反則取られてそれ以後消えてしまった方もおられるので、今年はそれだけはカンベンです。
とにかく、反対側に陣取った赤サポも含めて浦和の元気の無さが目立ちました。最後は永井、田中を投入してFW4人状態で笑わせてくれましたが、とにかく前線に球を入れてくれる人がいないんです。
あと、前からのプレスも弱めでしたね。高原もエジミウソンも追いまわすタイプじゃないし。だから速攻が生きないかんじでした。例によってドン引きぎみな守備陣。鈴木も阿部も守備ばっかしてる感じだし、トゥーリオはラインあんま上げないし、負けてる終盤になっても上がっていかないし。どうしたの?
梅崎を見てみたかったんですが、まだ監督の信頼を得ていないのか?あのかんじでは浦和は序盤戦けっこうモタつくんじゃないの?って印象。
だからマリノスが良いってことでもないと思います。いくつか決定的なチャンス逃したし、こっちもボールへのプレッシャーが弱いです。相手の中盤の底からの球出しはほとんどノープレッシャー。それでもいいボールが出ないんです。まだ開幕戦ってことでしょうか。
いずれにしても浦和に勝てたことはデカイです。まだ始まったばかりですが。次は坂田チャンスなので頑張ってください。