Jリーグ、横浜FM対横浜FC(8−1)

「最後のダービー」と銘打った営業戦略で53,000人入りました。でも浦和の記録には遠く及ばんかったのう。
来期降格確定ぽいチームと中位ウロウロでモチベーションの薄いチームの戦い。夏休みといっても、こんなに人が入るのはやっぱ不自然。いつも2階席スタンドからのんびり眺めてるテンションの低いおやじからするとハタ迷惑ってもんですよ。暑苦しい上に行き帰りの電車も混んでるし。また例によって試合前のセレモニーで中田市長がしゃしゃり出てきて顔を売っていた。ヤなかんじだ。
うだる暑さで不機嫌な気持ちをさらにダウナーにさせる試合内容。立ち上がりはFCがいつもの2列ブロック固めて専守防衛するパターンで、マリノスは糸口つかめず。たまにカウンター仕掛けるFCの方がチーム戦術としてマシな感じではあった。
しかし、FCのGK菅野のハンブルっちゅうかキャッチし損ねて弾いたボールを大島が押し込んでラッキーな先制。菅野ってかなりうまいキーパーという印象があっただけに残念。試合が壊れてしまった。
2−0となって折り返した後半からはFCは前に出ざるをえず、なぜか3バックにして奥をトップ下に。それまでダブルボランチぎみにうまくスペースを埋めていたテクニシャン外人二人だが、ワンボランチにして、とにかく攻撃態勢を取った。しかしこれが完全に裏目に出て、簡単にマリノスの速攻を許すようになり、3−0になってからは集中力が切れて足も止まり、あとはマリノスのやり放題。前半の前半はつまらん試合で、子供たちが次回もスタジアムに足を運びたくなるものではなかったけど、点がバンバン入りだすと、これはこれで弱い者いじめのリンチのようでなんだか後味悪かった。
「もう誰にもとめられない〜」って横浜FCにだけ通用する歌だったのね。
マリノスは前回の敗戦からリベンジしたわけですが、今日は目玉の一つだったはずのカズが欠場。久保も小村も山口もいませんでした。残念。1点取られたのも残念。
ナイターでも相当な暑さだったと思いますが、哲也のヘボキック連発とか、ディフェンスとの連携ミスで危ない場面続出とか、しまりのない内容だった印象でした。
次回のホームゲームで試合内容と動員共に真価が問われるってもんです。
それにしても久々のマリノス観戦でした。バルサ戦も見逃したので1ヶ月以上空いたのかな。バルサは、ファン・ブロンクホルストフェイエノールト移籍ですっかり見る気が失せてしまいました。アンリ獲ったけどDFの強化はどうすんだろ?FWで誰かはあぶれるし・・・。