「子猫殺し」について

頭ごなしに罵倒したり冷静に主旨を理解しようとしない反応が多すぎるように思う。
タイトルにあえて扇情的な「子猫殺し」としちゃったのも拒絶を倍加させてしまったのかも。
本人も罵倒されるのを覚悟の上と言ってるし、どっちが正しいとも言ってない。苦渋の選択なのだと思う。

自分も猫を飼っており溺愛しているが、メス猫で避妊手術を施している。子供のときに乳房にしこりが出来て腫瘍除去の手術をし、再発防止も兼ねて避妊手術をしたが、それは正当化する言い訳で、発情したときの夜鳴きに悩まされたのも事実。ノミや交通事故を恐れてマンションから外に一切出さないのもやはり飼い主のエゴであり、以前から後ろめたいものを感じていた。

やはり「愛玩動物」自体が自然の摂理に大いに背いていることなのだろう。「避妊」も聴こえはいいが「本能殺し」、「子種殺し」なのだ。そのことにあまりに無自覚な風潮に警鐘を鳴らしたかったのではないか。

うちは共稼ぎなので平日はネコをマンションに閉じ込めて出かけてしまう。
出かけるときに「行って来るね。お留守番してね。」と声かけるが、普段は返事したりお話するのにこの時はいつもまったく反応が無い。とても胸の痛む瞬間である。