クライマーズ・ハイ(前編)


(NHK)
久々にずしりときて、なんだかウルウルしてしまった。ちょっと佐藤浩市かっこ良過ぎだけど。もうなんだか、娘とのシーン以外でも号泣しまくり。
ちょい役だと思ってた岸部一徳が後半でものすごい演技を。杉浦直樹も少ない出番ながらさすがの凄み。
民放ではちょっとできないだろう日航機墜落事件の取り上げ方。昔、坂本九さんの番組に係わらせてもらい目黒の自宅の葬儀にも行かせてもらった自分はすっかり風化した記憶に我ながら驚いた。
予告見たら来週の後半はさらにヤマ場が待っているようだ。演出は「新撰組」中盤の低迷期に14%食らった清水一彦。でも初期と最後はちゃんと20パー超えしてるし、今回も登場人物をソツなく整理しながら男気あふれるドラマに仕立てている。プロデューサー、脚本含めたトリオは来年の大河「風林火山」と同じらしい。ちょっと期待。
終わりのクレジット見てはじめて大友良英さんが音楽やってるとわかった。けだるくクールなトランペットのジャズだが、内に情感を秘めたかんじが何ともいえず良かった。