セルラー

celler


最初にクリス・エヴァンスジェイソン・ステイサムが戦いになるシーンでいきなりジャーメイカンなクラブミュージックが全開。これは「bad boys too bad」なのかと。緊張感もへったくれもなく軽いノリに流されてしまう。その後も一時が万事そんな調子。そういうノリならお笑いも挟み込んでシュールに展開して欲しかったけど。いたって真っ当なんですよ。それでこの軽さはいかがなものか?
「コール」でもそうだったけど、誘拐される側ってだいたい金持ち。ポルシェのSUVなんて誰が乗れるかっちゅうねん!全然感情移入でけへんわ。
文句ついでに毎度の高速道路カーチェイス。反対車線の逆走もお約束過ぎてそろそろ飽きてきました。
しかしウィリアム・H・メイシーのまともな正義漢役にはビックリ。途中で変態さらけ出すかと思ったらずっと二の線で通しちゃったよ。
選んだ自分が悪かったけど、ここまでプログラム・ピクチャー化されてるとその匂いだけであかんわ。(☆2.5)