セリエ・アタランタ対インテル(第3節・2−3)

22日の試合をスカパーで見た。面白い試合だったけど、まだまだ不安定なインテル
先発2トップは新旧ターミネーター。古い方のターミネーター・オブ・アズーリは動きの量が少なくて周りと合ってない。逆にターミネーター・オブ・セレソンの方はポストになったりサイドに流れて起点になったり運動量も豊富。
ファン・デル・メイデがやっと復調ぎみな同点アシスト。エムレスタンコビッチとか左から攻撃の組み立て始まるので右が空いて1対1を仕掛けやすい。でもサイドに張ったまんまで守備あまり役に立ってないのでボランチが大変。たしかカンビアッソエムレだと思うけど、カウンター時にうまくスペース使われて相手の飛び出しを掴みきれていない。後ろのマテラッツィコルドバがさらにダメダメだし。
その分、攻撃は個人のタレントでブリブリいわしてる。後半投入されたレコバが、ジダンもどきなマルセイユモンテビデオ?)ターンから左足ミドル。あっという間に個人技で点取っちゃった。これで逃げ切りを図るマンチーニダービッツを投入するが直後のカウンターから失点。マークがバラバラっす。今回も引き分けかと思いきや、新ターミネーターが右中盤からドリブル。寄せてきた相手をショルダーで吹っ飛ばし中に切れ込んで強引なミドル。バウンドしてキーパーの手も弾き飛ばした。すご過ぎる。3−2でついに勝った。
しかし、ヴェロンを欠いて攻めのリズムが悪く守備はガタガタ。旧式のターミネーターは、ニュータイプターミネーターの活躍にますます心のバランスを乱しそうだ。
やっとダービッツが拝めてうれしかったが、昨年バルサを立て直したようにはいきそうもないかんじ。