Jリーグ・Fマリノス対ジュビロ

また30分遅刻しました。N君すみません。
久しぶりの国立はすっかり涼しくなってた。横国と同じ定位置に上がると随分近く感じる。横国の2階席は遠すぎる。
立ち上がり、いきなり無防備で双方シュートを打ち合うが、試合が落ち着いてくると今度は中盤でつぶし合い。サイドも互いに有効な仕掛けできず。ジュビロの右は西に代わってカレン・ロバート。序盤だけ活きのいい動きあったが徐々にドゥトラに抑えられる。マリノスもサイドから攻められないものの、カウンター時にFWの動き出しの良さで勝負している。特に坂田が目立つ。
先制点は坂田が倒れこみながらもキープしたセンタリングを奥がシュート。
その後はジュビロが攻め込んでマリノスがカウンターというかんじ。スペースが空いてきて坂田には絶好の展開。そして左サイド抜け出した坂田が角度のないところから左足シュートで2点目。前半で早くも試合が決まってしまった。
後半のジュビロはマコちゃん下げて中山イン。前田をトップ下、名波をボランチ、菊池をセンターバックにそれぞれ下げる。しかしさしたる攻撃も出せないうちにCKくずれからセンタリングされアンにフリーでヘディング決められダメ押し。これですっかり士気が下がったジュビロはマークが緩んであちこちでマリノスの選手をフリーにし始める。
後半19分にはグラウと名波下げて成岡と森下イン。テコ入れというより、この試合をあきらめて若手に経験積ませるような交代。その後、菊池と服部をポジション替え、藤田をトップ下、前田を左、カレンとゴンの2トップにするが、ポスト叩くシュート1本くらいで淡々と試合終了。
マリノスの良さというよりジュビロの落日ぶりが痛々しいほどの試合だった。たしかに西はいなくてさらに福西も欠き、動き回られるマリノスに中盤の底が不安定だったけど、どの局面でもマリノスに少しずつ負けていた印象。グラウはほとんどボールに絡めなかったし、名波も決定的なパス出せず、藤田もゴール前に侵入する動きは前半1回くらいしか印象ない。
試合終了後のジュビロサポもブーはしてたけど、暴れるというより呆然としてる感じだった。一昔前は何をやっても勝てなかった強敵ジュビロがこんなに弱いとは。一気に監督更迭の動きが浮上しそう。3−0の大勝ながらも涼しさも手伝って寂しさの漂う帰り道だった。