テイキング・ライブス


メンツだけ見るとクセ者揃いで豪華だが、ジャン・ユーグ・アングラードチェッキー・カリョは見せ場なし。一人は死んじゃうし、その弔いパッションも活かされぬまま。
犯人はすぐに察しがつく上にドンデン返しもバレバレ。まったくスリルがない。演技的には前半はアンジェリーナ・ジョリー、後半はイーサン・ホークが見せ場だが、とにかくストーリーがダメダメなので困ってしまう。犯人の精神的なバックボーンが上っ面だけの説明なので無味乾燥なサイコ野郎のまま。ジョリーはラブシーンでムダ脱ぎ、いらんオッパイ露出。後半は受身なままで知的プロファイラーのキャラ台無し。オリビエ・マルティネスが短髪不精ヒゲのワイルドデカで心境地。ちょっと良かったんだけどね。
あとキーファーね。この人いたね。この扱いは可哀想でしたよ。「24〜twenty four」のオーラの欠片もなし。(☆2つ)