社内禁煙への道のり−1

勤めている会社はいまどき禁煙ではないという劣悪環境。
僕はタバコの煙が大嫌い。しかし柱を隔てた隣の席の人はヘビースモーカー。この人のせいで狭い会社は始終臭い。服にも臭いがつく。非常に不快である。社長はタバコを吸わないくせにベテランのヘビースモーカーに気兼ねしていっこうに禁煙に踏み切らない。
シビレを切らして本人に抗議、いや小心者なので丁重にお願いした。その結果、条件付きの分煙となった。朝10時までと昼休み、夕方5時以降は机で喫煙OK。それ以外は炊事場、ロッカー室での喫煙となった。
今までに比べればかなり助かったが、昼休みに自分の席で弁当は食べられないし、夜は残業するとえらいことになる。他の喫煙者はもともと席以外で吸ってもらっていたのにこの人だけ優遇されるのは不自然だ。チェーンスモーカーで仕事が忙しい人なので席で吸いたい気持ちはわかるが、他人に煙を吸わせて良いわけがない。
酒やタバコが人間にとって必要悪なのは認めるけど、それは自分だけで楽しめばいいのであって煙が他人を巻き込むタバコは許せない。
周りの人に「吸っていいですか?」と声をかけるのがマナーらしいが、吸っていいわけないじゃん。僕は拒否します。煙の出るしくみ自体が間違い。前にも書いたが噛みタバコとか注射とかに形態変えて欲しい。オフィスビルの一角でいっせいに注射打ってる姿は痛快だ。
今だにタバコをかっこいいファッションの小道具と勘違いしている人が多くて情けなくなる。自分の写真にくわえタバコでかっこつけてる人は即刻注射打ってる写真に替えてください。
とかいって、はてなユーザーは喫煙率高そうだからいきなり敵に回しちゃったなぁ。言い訳すると、これだけ辞められない人がいるのは個人の意思とかではなくタバコメーカーの問題。依存度が高いドラッグを平気で売りつけてる。穿った見方をすれば「インサイダー」じゃないけどニコチン依存度が高くなる科学物質を混入しているのではないかと疑っている。煙や臭いの少ないタバコって根本的な解決にはならずに回りの人に自覚症状なしに副流煙吸わせてるだけ。JTの「いろんな研究に取り組んでいます」というメッセージは胡散臭くて腹立たしいだけ。関連会社や生産農家を含めて多大な人間が関わる一大産業になってるので、原子力関連や全米ライフル協会と同様のタブーゾーン化した政府お抱えの圧力団体になってるのが怖い。「インサイダー」は海の向こうの話だけではないと思う。
それでも、これから社内禁煙達成に向けて有言実行するために頑張る。それまでに辞めちゃったり、クビになったり、会社潰れたりする確率の方が高いけど。