ディボース・ショウ

ディボース・ショウ


キャサリン・ゼタ・ジョーンズがすごく美しくなっていてびっくり。アカデミーのときの妊婦おばさんのイメージだったから。世間的に評判悪いんですけど、十分楽しませてもらいました。
まず二人の腹芸合戦がゾクゾクするほどおもしろい。特に、法廷での目で会話する絶妙な演技には思わず身もだえしてしまった。クルーニーの「求愛眼プレイ」は最高!
そして相変わらずの濃いキャラたち。コーエン兄弟の洗練された職人芸は健在。
といっても、前作「バーバー」ほどの深みとコクは感じられず、サラっと終わってしまったかんじ。すごく期待したわりには軽くいなされたかんじ。(☆3.5)