J開幕戦・マリノス対レッズ

横浜国際行ってきた。
赤で埋め尽くされると思ってたけど、意外に青も多かった。
しかし応援の迫力は完全に負けていた・・。

試合前、2階席のレッズサポからウェーブが来る。友好なのか挑発なのか。中央の赤が途切れるとこで止まる。とたんにすごいブーイング。コワイ。

選手入場でいきなり花火爆発。大音響にビビる。いま孫と来ていたおじいちゃん10人は死んだはず。次にロケットマンが飛んできた。おいおい、脱力・・・。

試合のことも書かねば。
前半1−0.浦和の方が決定的なチャンスあったが、アンの個人技で先制。先に失点だけは避けたかったのでラッキーな展開。浦和はエメ、アレックス、永井の3トップ。ギド監督、意外に攻める。しかしそのおかげでサイドに張ったFWにこっちもマークつけるので結果的に始めからスペースを消していた。ボランチも自然とそっちもケアするため中央で数的に負けている場面も多々あったが。逆にマリノスは相手の3バックの空きスペースを狙って深いボールをもっと入れられたはず。奥や中西からの球出しがもっと欲しかった。やっぱ呼吸が合ってない。

後半、エメに一瞬の個人技でやられる。あそこだけ誰も体寄せていなかった。エメは相変わらず危険。スペースのないところでも強引にシュートまでもっていく。

マリノスは中国での試合ほど悪くなかったが、やはり中盤の支配力がいま一歩。アンと久保も絡んでないし。アンはボールもらいにすぐ下がっていくし、密着マークされるといやがってサイドに流れていく。それ自体は悪くないけど久保と離れすぎ。
点は取ったが動き自体は何度も見せ場作った久保の方が良かった。

ホームでしかも先取点とったのに、引いてじらしてカウンター狙いという大人の(やらしい)サッカーができなかった。
早めにエメに決められたアクシデントでゲームプランが狂ったせいもあるし、岡ちゃんだから先を見据えてそんなセコイことはしないのだと思うが、開幕戦の重要性を考えたらもっと露骨に勝ち狙いでも良かったと思う。

波戸と由紀彦を欠いてもゲームになったのは収穫だけど、岡ちゃんが試合後珍しく良いゲームだったと自画自賛したのはどうなんだろ。同点の後でも選手交代なし。比較的動きの悪い選手は見あたらなかったし、勝負できる飛び道具が見当たらないというのもある。

結局、ラッキーな個人技だけではサッカーの神様は勝たせてくれないということね。両チームとも。