TV「白い巨塔」

又一


3月初旬の某日。

村上社長
「もしもし、大多君か?ワシや又一や、いや村上や。」

大多亮・制作統括
「あ、社長。おはようございます。」

村上
「大多君、君んとこの白い巨塔な、5日の分はどないなっとる?」

大多
「はぁ、5日の分でしたらとっくに完パケ入ってますよ。」

村上
「あ〜、そらアカンがな。今すぐ編集やり直してや。
君はウチの「とくダネ!」見とるんか?なんや、教授から教祖に乗り換えた美人女優や、助教授から代議士に乗り換えたウザイ女優、それからうちのアナウンサー食ったメンズノンノとか言う若いモン、君んとこでつこてるそうやないか。その3人の出番ドーンと増やして欲しいんや。」

大多
「しかし社長・・。今から編集と言われましてもスタジオやスタッフの押さえもありますし、だいいち、今週は若村の出番は無いんです。」

村上
「何をぬるいことゆうてんねんキミは!」
「ええか?先週の数字覚えとるんか?「砂の器」に追い上げられてケツに火ぃ〜ついとるやないか!なんでもええからつなぎ直しせんかい。出番なんかキミが作ったらええがな。前のNGからでもつままんかい!ええな?たのむで!ガチャン。」
  
大多
「ガチャンッ!って自分でゆうてどないすんねん!てゆうか社長いつの間にか関西弁だし。オレまでうつってるし。」
「まいったな〜、黒木には「アタシの出番少な過ぎよ!」って言われてるし、ジーコサンバカーニバル行っちゃうし。ブツブツ・・」
(実在の人物等とは一切関係ありませんかも)


昨夜の「白い巨塔」は見どころ満載。

前半、すっかりいい人になった石坂浩二で泣かせ。
中盤、料亭シーンでの伊武雅刀のものすごくヤらしいたった一言の生返事で悶絶。
そして後半たたみかけるような裁判シーンで予想外な展開へ。

田宮版の柳原見てるから、まさかここでドーンとくるとは思ってなかったッス。あ〜おもしろかった。