マイケル・ジャクソン死去

朝、呼吸停止ってニュースがあって、そのあと仕事中に車の中でラジオで死亡を聞きました。
僕にとってのマイケル・ジャクソンは「Off The Wall」で、Rod Temperton、Quincy Jones、Michaelの必殺トライアングルにはたまらない魅力がありました。よそでもJohn RobinsonとかGreg Phillinganesとかのクレジットがあると速攻でアルバム買っちゃったもんでした。
お化けアルバム「Thriller」や「Bad」もクインシーなんですけど、これはもうブラックミュージックの範疇を超えちゃったので。マイケルもポップアイコンになっちゃったし。
ニュースに続いてFMで「Rock With You」が流れてきたときには涙が出ました。具体的に自分の青春時代がフラッシュバックされたわけじゃないけど、なんだか切なくなりました。
今彼の曲を聴くと、めいっぱい頑張ってるような彼の真面目さ、完璧主義が透けて見えるようで、彼にしかわからない孤独の重さをひしひしと感じてしまいます。姉さんもそうだけど、もともと線の細い声質なので、それを補うために「やっ、だっ、やっ、ぽーーっっ!!」とかシャウトしたり、ダンスとミュージックビデオでトータルにエンターテインメントする方向に行ったんじゃないでしょうか。
「Bad」や「Beat It」などを聴くと、めいっぱい作ってるダミ声シャウトが痛々しい感じもします。
それはともかく、午前中はFMはどこを聴いてもマイケルばかりでした。こうして全世界で彼の音楽が流れているということは感動的ではあります。寂しいことでもありますが。

Off The Wall

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