Jリーグ、横浜対清水(1−1)

またもや寒い日でありました。風が吹いて体感温度もっと低いのよ。
今日は兵藤が先発でした。山瀬がトップ下で兵藤は松田と並んでボランチかな?でもこいつがどこにでも顔出すのよ。そして、なかなかの働きを見せてくれました。
前半は押せ押せのマリノスでしたが、清水は引いてスペース埋めているので最後のところで決定的な場面を作れず。兵藤の走りこんでのシュートは惜しかった。
互いに相手ボールになったときの守備への切り換えが早い。見た目には押してるマリノスでも清水の方が試合を握っている感じはしました。しかも枝村が負傷退場ラッキーと思ったら藤本がベンチにいたんですよ。そんで、出てくるとゲームメイクし始めていいところにパスを出す。後半の西澤ヘッドのお膳立ても藤本のCKからでした。
マリノスはロニーや山瀬が狭いところを無理にワンツー仕掛けてはさらわれてカウンターやられる繰り返し。サイドもスペースなかったけど、素早いサイドチェンジで揺さぶって欲しかった。
なんとか現状を打開しようと裕介や松田が攻め上がっていったりしたけど、ぶっちゃけ、強引でもいいから個人技でなんとかしてくれるフォワードが欲しいです。
終盤に中澤の執念のヘッドで追いついたものの、負けなくて良かったというかんじのゲームでした。シュートを積極的に打とうという気持ちは見えますがなかなかワクにいかんし、大島も決定機あったけどね。
引いて待ち構える相手に単調な攻めを繰り返すのはまさに去年の二の舞。桑原さんも口酸っぱくサイドを意識させてたようだけど、もっとチェンジオブペースの駆け引き必要なんじゃないの?
逆に清水は、前半の終わりごろにプレス強めたり、勝負どころで組織的にスピードを上げていくような動きが見られました。あちらさんも運動量豊富ですが、チョ・ジェジンが抜けて決め手に掛けるところなんかマリノスに似てるかんじがしました。
とにかくこのゲームの収穫は兵藤でしょう。後半にも入った!と思わず立ち上がっちゃった変形バイシクルシュート打つし、守備でも頑張ってました。交代させられたのは仕方ないけど、これならまだまだ使われるでしょう。