鎌倉へ墓参り

chef72006-08-16


妻と長谷寺まで行ってきた。

なぜか道路は混んでいなくて横横から八幡宮あたりまではスイスイだった。寺は相変わらず観光客で混んでいた。茶屋は行く度にこぎれいになってグレードが上がっていく。今回は上品なBGMが追加された。次に行ったらアンナミラーズの衣装着たウエイトレスにしてください。

墓参りの後は小町通り露西亜亭のピロシキ食べながらぶらぶら歩いた後、神奈川県立近代美術館へ。確か高校のときに行って以来だと思う。建物も古いがテーマも普通すぎてパッとしない。せっかくいいロケーションなのに。
一番良かったのは、故・三岸節子氏の「小運河の家」。でも大分絵の具の色が褪せてきている感じがした。絵はがきやネットで掲載されているのを(例えばココ)確認すると、はるかに色が鮮やかだ。あと、例によってここでも額にガラス面で覆っているものがあり、光が映りこんでよく見えない。保存にはこっちの方が良いんでしょうけどね。

別館にも行ってゆっくり見てたら葉山別館に行く時間がなくなっちゃった。仕方なくクルマで南へ下って立石で夕日を見たあとはマーロウ(MARLOWE)で晩飯。これしか頼んだことない地魚のムニエルは、今回は台風で佐島の水揚げが少ないとかで、ヒメコダイとカレイだった。この時期ならスズキとかイサキなんかを食べたかったのだが・・。ヒメコダイって釣りでは外道。売ってるの見たことないから仕入れは二束三文なんだろうけど、これがうまかった。カレイより肉が締まって旨味がある。ちょっとカサゴみたいな磯っぽさというか。ただ骨が多くて小さいから食べるのはちょっと難儀する。
魚のセレクトは基本的におまかせなのだが、以前にもウマヅラハギが旨かったりとか、意外な楽しさがある。
デザートはかぼちゃのプリン。これがまた旨かった。特に特徴もなく普通においしいのだが、とにかくうまい。妻が選んだ黒ゴマのプリンも旨かった。だけど量が多いよ。テイクアウトだと容器込みで700円以上するし。
それでも地元の人らしい金持ち家族が来て4000円以上買って帰ってたりする。プリンで4,000円ってすごい。
店内は禁煙でも分煙でもなく、詫びながら奥の離れた広いテーブルに隔離してくれたけど、ここでは海は見えません。早くなんとかして欲しいなぁ。味も接客もいいだけに。