親善試合、ラトビア対日本（２−２）

前半までは楽勝ペースと思われたが後半も半ば過ぎてからどんどんグダグダになって最後は追いつかれての引き分け。締まらん試合。流れの中で崩したシュートでの得点も無かったし。
日本は後半になって運動量が落ちて相手に局面で数的優位を作られる場面が多くなった。例によって選手交代が遅いし、３バックにしても中盤は負けていた。稲本と中田浩二のコンビはどうも良くない。今日の稲本は守備頑張ってるように見えたけど。皆が疲れて攻め手がないときに彼は上がっていくので、その裏を突かれたかんじ。
2点目失点食らったのは中田浩二のパスミスだけど、稲本が上がっていて近くに味方が居ず、パスの選択肢がなかった上にDFとの距離も離れていた。皆がスペースをカバーしきれてない。
松井は落ち着いていて良かった。大久保は時間が少ないせいもあるけどあのハンドは情けない。
ラトビアは勤勉にプレスを続けて囲い込んでくる。ああいう組織的な守備がジーコジャパンにはない。落ち着いてキープしてサイドチェンジを多用して欲しかったがほとんど見られず。俊輔を下げて中田も下げられてからは展開力が無くなってしまった。
試合後のインタビューの中田の不機嫌なこと。しかし毎度思うが露骨にインタビュアーをバカにする態度は大人気ない。スポーツマスコミやメディアに対する不信感があるのだろうが、インタビュアーのその先は我々サッカーファンですから。そんなくだらない質問するなよ！とお思いでしょうがテレビの前の視聴者のレベルがそれを言わせてるのよ。文句があんなら「テレビの前のおまえら全部バカ！」って言えばいい。あっ、態度でそう言ってるのね。
ハーフタイムの岡ちゃんのそっけないインタビューと双璧をなすイヤな対応ぶりだった。プロならマスコミ対応も仕事のうちだと思うんだけど。