遠藤彰弘、移籍後初試合。神戸対名古屋(1−0)

いまごろ録画を見た。遠藤は佐伯と組んで左のボランチに入る。他にもイヴォ、マルティン、金古と新顔が計4人も。しかし立ち上がりは神戸が人もボールも良く動いて攻勢。中断期にフィジカルを重点的に鍛えたらしいが、その効果か。パベル監督もベンチアウトの中で、なんとか3勝目を取ろうという気概がうかがわれる。
対する名古屋は新加入の大物、ルイゾンのワン・トップか?でもなかなか球が入らない。動き出しのタイミングあってないのかな。
遠藤は、しょっちゅうポジションを替えてくる藤田や中村のケアもあってバランサーになってた前半だが、後半は何度か前線に飛び出した。平瀬が前でボールキープできたのも効いてた。ただ、左サイドのホルヴィとの絡みはまだ合ってないかんじ。
後半も残り15分を切っても0−0。こういうときはミスがゲームを分ける。最下位の神戸だけにヤな感じだったが、76分に右サイドで名古屋・中谷がライン際に残したボールをパクがかっさらってドリブルし、平瀬に預ける。直前にトップに上がれと指示されていた三浦淳に渡ってそのまま右奥に持ち込んで角度のないところへゴール。見事な速攻だった。
しかし、そのあとがメチャ長かった。名古屋は本田、中山と次々にFWを投入。神戸サポでもないのにハラハラしたよ。でもどこかのカモメさんと同じで前線が人だらけでスペース無くなっちゃうんだよね。
名古屋は暑さのせいもあってかボールを奪いに追い込む動きが鈍い。結局ロスタイムの3分も意外に危なげなく終了。審判早めに笛吹いてるし。
遠藤は77分に守備固めの田中英と交代。でも役目は果たしたでしょう。試合後のコメントでアツがアキを持ち上げていたのが好印象。
前の前に見た柏との0−4の大敗が記憶に残っているだけに、名古屋相手に勝ったのは驚き。これからもアキ君活躍してください。北野もサブに入ってたので試合に出る日も近いのでは。