0:34 レイジ34フン(ネタバレあり)


悪い意味で反則。悪い意味でやばい。PG指定というよりこんな映画上映していいのかと思う程の残虐シーンがあるのだが、怖いというよりムゴイだけで心理的な怖さが足りない。
せっかく終電後の地下鉄構内という非日常空間を演出するのにもってこいの設定なのに、人はいるし明かりもあるし電車も動くし・・。
強引すぎるストーリーや、犯人のバックボーンを背景映像と写真一枚だけで説明しちゃう(説明してないんだけど)のも、これはこれでアリだとは思うが、なにしろ怖くない。犯人キャラはほとんどマンガ。もっと幻想的な味付けや不条理感が欲しかった。
ヒロインって、「ラン・ローラ・ラン」のネーチャンだったんだ。はじめ、女装してるオカマかと思っちゃった。さすがに走りはダイナミックで力強い。
久々の大ハズレ。現実に起こった爆弾テロの方がはるかに怖い。(☆2つ)