ワールドユース、日本対モロッコ(0−1)

ロスタイムの失点に沈む。
いままでにない球回しや動き出しの良さで前半は互角に近い戦いぶり。特に粘っこい守備でモロッコに自由にやらせなかった。
しかし優勢だったのは前半の中盤まで。カレンの2度のポスト叩くシュートもあったけど、徐々にモロッコペースに。
後半は中盤が間延びしてモロッコにいいように回されてやられ出す。攻撃では単調に前方への突破はかりサイドチェンジがない。平山はしつこくマンマークされてなかなかキープができない。強引にシュート打ってもワクに行かず。
40分過ぎると相手FWのヤジュールに簡単に球が入るようになり、再三シュートまで持っていかれる。日本は足が止まりぎみ。自陣ボールでも敵のプレスにあいオタオタする場面も。
そしてロスタイムの失点の場面でも、その一つ前のプレーで兵藤のバックパスを水本がさばききれず相手ボールに。そしてモロッコスローイン時にも相手へのマークが甘く、フリーにしたあげくにヤジュールに好パスが入ってしまった。スタミナ切れで集中力が持たなかった。結果的には水野に代えて兵藤投入が裏目に出た。あと一人代えて中盤を引き締めることもできたが、延長を睨んでいたのか。
結局1戦も勝つことができず。最後が一番良い試合ぽかったのが救いか。やっぱり個人技で対抗できる選手は見当たらず、世界レベルへはまだまだ遠いことを痛感させられてしまった。