リーガ・ベティス対バルセロナ(2−1)

ついにバルサに土が着いた。クラシコを前にチームを引き締めるいい機会かも。
立ち上がりは互いに攻めあうが、ウラがガラ空きの危うい状態。ダミアー、ジュリと右から攻めるのだが、ベティスもカウンターが鋭くて、すでに序盤で危険な兆候アリアリ。
10分過ぎるとバルサがボールを支配しだして一方的に攻める。マルケスの上がりが目立つ。ジオはホアキンを抑えるために下がり目だが、たまに走っても使われずロナウジーニョとの絡みもない。ロナウジーニョは35分にどフリーのヘディング決められず。その直後にもヘディング外す。決定機に決められないのが響いた。
後半はホアキンが目覚めて右から攻め込む。後半1分にデコのクリアミスを前に残っていたホアキンが戻してエドゥがゴール。その後もホアキンを抑えられず、ジオが上がっていたときにウラを取られたり1対1でも振り切られたり楽にセンタリングされる。
ベティスは怒涛の攻め。前半に耐えたベティスの注文通りの展開。だんだんバルサの足が止まってくる。カウンターされるときにベティスの底からの球出しに素早いプレッシャーがかけられていない。
23分にアスンソンの一発クリアをプジョルがヘディングミスして転倒。マルケスと2人で追いかけたが、オリベイラにゴールされて2点目。
26分にロニーからデコのセンタリングをジェラールとラーションが同時に飛び込んでジェラールのゴール。
その後もバルサが攻めるが同点にもできぬまま試合終了。41分にロニーのスルーからエトーが抜け出してシュートもワクの右へ。他にもGKとほぼ1対1になったのにシュート打たなかったシーンもあった。
ロナウジーニョは後半28分に真ん中の人ごみかき分けて突進。またぎっぽい左右のものすごいステップを高速でやってみせた。シュートは外したが役者だった。
バルサの交代は、後半14分ジェラールinオレゲールout(マルケスプジョルと並べる)。19分ラーションinジュリout(エトー右へ)。27分イニエスタinシャビout。
ベティスはよく守ってたけど、どっちかというとバルサが悪かった。前線はポジションチェンジしてなかったし、みんなが上がって守りへの切り替え遅いし。
クラシコでもレアルは引いて待ち構えるだろうから、上がりっぱなしだとまた注文にはまってしまう。オーウェンにうってつけの展開はとってもヤなかんじだ。