五輪・日本対ガーナ

日本は両サイド駒野と石川、ボランチに菊地を起用。経験を積ませようってとこですか。
3バックは闘莉王、阿部、茂庭。那須は外された。
立ち上がりガーナにFK与えてまたもイヤーな感じだが、ここを乗り切ると意外にも日本ペース。
石川がガンガン攻め上がる。守備でも複数のカバーリングで対応して突破を許してない。
前半のうちに菊地からのタテ1本で大久保がGKの頭上越す技ありヘディングで先制。
後半はガーナも攻めてくるけど、左右に流れてくるアッピアはなんとか二人がかりで対応。しかしアサモ・ギャンに何度もシュート打たれる。曽ケ端が渡しちゃったやつと闘莉王が抜かれたときは万事休すだったがいずれもシュートミスで助かった。
このままいくわけがないと思っていたが、このまま終わってしまった。ガーナはあせりからプレイが空回りでファウルが多かった。イタリア戦でも見られたように集中力にムラがある。
イタリア−パラグアイパラグアイが勝ったので、ガーナも予選敗退。結果的には4つ巴の僅差の闘いだった。今さらながら2試合7失点の敗戦が悔やまれる。最後も消化試合ではなかったが、敗退が決まった後では虚しい勝利だった。
小粒に思えたパラグアイが勝ち抜けたのを見ると、個人の能力で劣る日本にも勝機はあったはず。チーム固め・熟成の遅れが響いた。結果的にオーバーエイジの注力は功を奏さなかった。小野はまわりと噛みあう場面少なかったし、個人でもさしたる活躍見られず、曽ケ端にいたってはチームの弱点とも思える出来だった。
五輪で活躍した選手がA代表に割って入ってW杯予選の戦力を底上げして欲しいのだが、先行きは明るくない・・。