人質3邦人解放

解放されたことはケダモノな私でも素直に良かったと思うしホッとしました。しかし、新たに別の2人が不明らしい。他人事な発言で申し訳ないが、ファルージャの戦闘で何百人と死んでいるのに比べ、メディアが集中すると一気に命の値段が吊り上りたった3人(失礼!)に政府、マスコミ、関係者が右往左往するこの不均衡・不条理はまことに滑稽。

「活動続ける」と言った高遠氏、「自覚を持ってもらいたい」と言った小泉首相。それぞれ立場が違うのだからそれぞれに至極当然な発言なのかも。イラクと日本との良好な関係作りの努力で解放を実らせたと手柄にしたい政府側と、日本国民は友人だがアメリカの盟友である小泉首相と政府は許さないとする抵抗勢力側とで解放の捉え方も違うし。

とにかくこちらに入ってくる情報が少ないし、解釈の仕方でどうとでも変わってしまうので判断しづらい。

はっきりしてきたのは米軍がファルージャ攻撃を(おおっぴらに)再開し報復合戦の暴力スパイラルがリスタート、またお安い命がどんどん失われていくということでしょうか。