レジェンド・オブ・メキシコ〜デスペラード
キル・ビル同様にイマイチのれなかった。
キャストもスケールアップしてB級度もアップ。
<映画秘宝>的にはオッケーなんだろうけど・・。
ジョニー・デップのおかげでムンムンバンデラスが割り食って、宿敵マルケスや今回のメイン悪役バリロ(Wデフォー)との対決軸が盛り上がらない。
日本ではバンデラス地味なのでジョニデ主役みたいな売り方だが、あくまでもバンデラスあってのシリーズ。もっと彼を立ててほしいのよ。
それなのに、サルサのスター、ルベーン・ブラデスやアイフル犬抱えたミッキー・ロークまで絡んでくるので時間も長くて散漫。
肝心のガン・アクションだが、「リベリオン」を凌ぐようなケレン味はなし。ギターケース仕込の新ネタも苦笑モノ。
ネタバレになるから言えないが、ジョニデが○○になってしまうことやデフォーも○○男に変身してしまうなど、掟破りのグロ技全開なのも困った。
結局良かったのは最初と最後のキメキメラテンギターだけでした。 たぶんロドリゲスの破天荒なセンスに自分がついていけてないのです。前の「デスペラード」はそれなりに楽しめたけど、「スパイキッズ」とか「フロム・ダスク〜」なんかダメだったもん。細かいことウダウダ言う奴はこの映画はムリってかんじ。
(☆3つ)