ウッズ、石川共に予選落ち


全英オープン2日目。結局、もうろうとしながらも徹夜でテレビ見てしまった。
スタート時は好調な石川遼くん。タイガー一人だけカヤの外でイライラした雰囲気。まともなドライバーショットがない。
石川は一時16位タイまで順位を上げてビックリしたけど、折り返しあたりから雨と風の洗礼が容赦なく襲った。
10番でバンカーの真ん中のブッシュに入れアンプレアブル。そこから毎ホールボギーを重ねてズルズルと後退。傍目にも痛々しかった。
タイガーは、さらに悪夢なロストボール。やっぱりフェアウェイキープ命なコースではありました。
同組の地元・ウエストウッドは、マイペースで地味にパーセーブを重ねて、終わってみれば一人勝ち。こういうコースで勝ち残るのはこういうゴルフなんだなぁという感じ。
遼くんもドライバーではタイガーにも見劣りしないようなショットもあり、タイガーがスプーンを持つ場面でもドライバーで打っちゃうシーンも。ただ、それでもドライバーはそこそこ良かっただけに、風に対応するアイアンショットの引き出しがもう少しあれば・・。スコアを崩すと、とたんにパットもショートが続くし。やっぱりジ・オープンにはまだ10年早いかんじ。
実力で出場権を得たとはいえ、話題作りのためにタイガーやウエストウッドと組まされて、その特別扱いにゴルフの神様がヘソを曲げたんでしょう。
とにかくパワーヒッターには最悪なコース設定。ほとんどフェアウェイを外さなかったトム・ワトソンの快進撃が象徴的でした。上がり3ホールあたりの神がかりなパットも凄かったけど、2日目で運を使っちゃった感もあり。
あとは、イタリアのアマチュア、マナセロ君ね。ウェアがアズーリカラーでしたね。彼は若さというよりも、すでに完成されたゴルフサイボーグのような存在感。決勝ラウンドも注目です。
久々にゴルフ中継見たけど、やっぱりメンタルスポーツの厳しさを痛感しました。自分が唯一苦手なスポーツなのも再認識。
でも、ぶっちゃけ精神力というよりも青木功や修造のようなKYじゃないとやっていけないでしょ。と負け惜しみ。