リーガ、バルセロナ対ビルバオ（２−１）

バルサ先発は、予想が外れてエジミウソンが中盤のアンカー。マルケスが治ってセンターバックに、オレゲールが右サイドに入った。中盤残りはデコとファン・ボメル。右トップはメッシ。左サイドバックはシウビーニョと思われたがベンチ。ファン・ブロンクホルストがまたもスタメン。
そのジオが前半はブレーキぽかった。14分にエチェベリアをフリーにしてピンチを招き、そのCKから失点。ショートコーナーからの鋭いクロスにジオが頭を出すが触れず。０−１。
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21分にもエチェベリアに抜け出されてバルデスと1対1に。23分にはそのエチェベリアをジオが足蹴ってイエローもらう。
このあたりまでは中途半端な守備でダメダメだったが、エチェベリアのマークをプジョルに任せて上がっちゃってからは、フリーになったところにパスが来てセンタリング上げ放題。久々に見たよ。でもゆるい弾道が多くてひとつも得点につながらず。
こんなにクロス上げられたのも、ロナウジーニョにビルバオのラクロスがぴったりマンマークして、ガウショがどこに行こうとおかまいなしに密着してきたせい。さらにガウショにボールが入ると二人がかりで対処したりする。おかげで中盤はバランスが崩れてなぜかジオはどフリーになってる場面が多かった。ナメられてるのか？ガウショはおとりになってジオを使ったり、嫌気さして右サイドに移るがそこでも密着マークされてる。
それでもロナウジーニョは一流の芸人。前半36分に相手ハンドのPKを珍しく右に蹴ってゴールしてからはちょっと元気が出て、場内を沸かせる芸をいくつか披露した。
コーナーポスト際ラインぎりぎりでの球が足に吸い付くアクロバティックな切り返しとか、背面でのヒールボレーとか、またぎステップからのシュートとか一人だけ目立っていた。
試合は後半5分にファン・ボメルのシュートのこぼれ球をメッシが詰めて逆転２−１の勝利。でもデコが終了間際に相手につかみかかって一発退場。リプレイ見ると襟首掴まれたことより何か暴言浴びせられたのかも。おかげで次の試合は中盤が手薄になります。
シャビもデコも出られませんが、ファン・ボメルとイニエスタでしょうか。モッタもいるしガブリもいます。ジオだってできる！
というわけで次は負けまくってるアラベスだからまた勝つでしょう。たぶん。