Jリーグ、横浜Fマリノス対ガンバ大阪(2−2)

先週見に行けなかったから久々の日産スタジアム。寒いという予報に反して意外に暖かかったが、2階のスタンドはやっぱり風が強くて寒い・・。って、どっちやねんん!
マリノスはついに坂田が先発に復帰。3バックには松田、中澤、栗原で、中澤が右、栗原が左になってる。ボランチは上野が先発で奥は控え。
対するガンバは大黒とフェルナンジーニョの2トップできました。相変わらず宮本は宙ぶらりんでございます。
前半はほとんどガンバが押し込む流れ。マリノスはタジタジ。ガンバのスピードに翻弄されている。そのうちゴール前の混戦でこともあろうに空中戦で競り負けて失点。このまま終わるかと思われた前半終了間際に、今度はガンバGKの日野がキャッチミスした球をアンが押し込んで同点。なんだかなぁ・・。
後半はマリノスが守備を建て直して攻め込み出すが決定機が作れない。ハユマかドゥトラのどちらかが上がって3トップのような状態になるのだが、おかげで前線が詰まってしまい、スペースで動く坂田の良さが活かせない。みんな足元でもらってるし。そのうち坂田は大島に交代。上野は奥とチェンジ。なんか層が厚くなったなぁ。
とか思ってると一瞬のスキを突かれてアラウージョの個人技で突破され2−1にされる。ガンバの攻めは速くて1対1の局面を作られてしまう。2トップに3バックなのに一人余る態勢が間に合わない。
マリノスは終盤には松田を上げて3トップのパワープレイに。それでも満足にポゼッションさえできず、逆にガンバに攻め込まれたり。きょうは負けだなぁと思った矢先に大橋に代わった熊林から松田のシュートのこぼれを大島がヘッド。どたん場で追い付いた。結局2−2で終了。この内容なら引き分けで御の字かも。
ガンバは二人のFWが強力。アラウージョも含めた3人で点が取れるし、ヤットの球出しもいい。大黒の球をもらってからの鋭い反転やフェルナンジーニョのスピード感あふれるドリブルなど怖さ満点。上位争いしておかしくない攻撃力だが、勝負への執念はマリノスを上回れない。監督はブラジルを破った現実主義者の西野なんだけどねぇ。2−1になってからのらりくらりで後ろで球回してればいいのにまだガンガンいくんだもん。若いというか淡白というか・・。
マリノスは13連戦のまだ序盤なのに早くも疲れ気味。攻守の切り替えがガンバより遅いし、相手のボランチからの球出しを自由にさせているなどチェックが甘い。負けなくて良かったが、このままではアカンと思う、よ。(ロバート風)