W杯予選、イラン対日本(2−1)

ミスから失点してガタガタになり0−3くらいで負けるかなと思ってたから少しはマシだった。しかし、それ見たことかの完敗。惜敗ではないッス。負けるべくして負けたかんじ。
守りの連携が乱れ、攻めもほとんど崩せずシュートも少なかった。ろくに練習してない4バック。というか先発メンバーの顔ぶれでの練習自体が少ない。大事なイラン戦だってのによりによってぶっつけのメンツとシステム。チームの足並みが揃わなかったことが敗因なのでは。
個人の戦いではことごとく負けていた。タレントで勝てないんだから組織とチーム力で勝つしかないでしょう。ヨーロッパ組のタレントに賭けたジーコの失敗だ。試合後のインタビューで敗因をしっかり分析せずに他人事のように次の試合に気持ちを切り替える前向きなスピリットはさすが世界のジーコです。
今朝の新聞各紙やテレビでもジーコの責任を追及する論調は見られなかった。そしてバーレーン戦への展望へネタチェンジ。マスコミも揃ってポジティブでございます。
中田は悪くなかった。確かに良くはなかったし、簡単に球を奪われるシーンもあった。でもほとんどぶっつけなんですよ。代表試合というかイタリアでも試合少ないし。
そして練習でもダメだった4バック。いざフタあけると相手は2トップだった。マヌケだ・・・。イランをあわてさせなくてはならなかったのに、アタフタしてたのは日本ばかり。悪くても引き分け。負けてはいけない試合なのにイランがあまりプレスにこなかった時間帯に日本が不用意に攻めに出ては簡単に球を奪われて逆襲食らいダメージ深めていったかんじ。駆け引きでも負けていた。1−1になった時点でペースダウンしてのらりくらりでも良かったはず。
チームとしての意思統一の無さが、集中を欠いてミスを生み出した要因ではないだろうか。加茂監督は1敗1分けで解任されたはず。ジーコだって次も引き分け以下ならクビにして欲しい。ジーコを取り巻くぬるま湯な空気が許せない。