The Grind Date/De La Soul

Grind Date
なんか時代を感じさせる。オケはイマドキなのにラップはデビュー当時のまんまの声に聴こえちゃうんだもん。この人たちもニュースクールだったはずなのに今やすっかり古株。
相変わらずポップなセンスがいいです。今回はプロデューサー陣が、MadlibJay Dee9th Wonderとか豪華。ゲストも多数。おかげでアルバム全体がバラバラ。1曲1曲はいいんだけどスムーズに流れてくれない。昔に比べてオケに厚みが出てラップを食っちゃってる気がする。僕の大好きな9th Wonderの「Church」なんかモロに使いまわしぽい手抜きワンパターンのトラックで、それでもオケはいいんだけどラップと噛みあってるかんじがしなかった。逆にMadlib先生のダルな解体サウンドが冴える「Shopping Bags」は微妙にビートを外したかんじがイイ。Madlibは意外に合ってる。
でも一番合ってると思えたのはやはりDave Westで、だてに付き合い長くないよってかんじ。彼とposあたりで全曲作っちゃった方がまとまりのあるアルバムができたと思うけど。
ゲストも豪華だけど、2MCなんだからさ。自信ないのかな。自分たちのラップがどんどん後ろに引っ込んでる。