ピカソ展-躰[からだ]とエロス-

(HP)
上野のマティスさんよりは空いてたけどやっぱ休日はアカンなぁ。
最初は抽象。解体していく感性がすごい。それからマリー=テレーズの曲線へ。やっぱり女は曲線、二の腕、肩幅。
最後の方はエッチングでほとんど春画。なぜかこのあたりで渋滞。みんなすごいね。わし、よう見れんわ。じっくり見たいけど立ち止まれない。小心者じゃ。結合部分を堂々と描けるなんてさすがはピカソだ。しかも17歳の少女も囲えるなんて・・。
「あんたの甲斐性ではムリなのよ。」って、カーチャンはお見通し。いつから妻と美術館に行くようになってしまったのだろうか。周りは休日らしくカップル多くて、全身イタ野郎にこれまたコンサバなお姉さまとかのカップルが春画に戸惑ってる様子はおもろかった。でもあれで火が着いちゃってこの後は・・・。
なんか暗黒エナジーが湧き起こるというか、モチベーションが少し上がりました。今に見てろ!と言い続けて10数年。
常設展示の方はガラガラでゆったりと見れた。前衛芸術のショウケースと言っても常設されている時点ですでに前衛ではないのかも。素人な自分にはいろんな表現方法があるのは面白かったが、広く浅いかんじでインパクト薄かった。
東京都現代美術館は、いろんな表現形態に対応できる大箱なので、今回のピカソのようなデッサンやエッチングの小品の数々は合わないかんじだ。点数多いからかな?