デヴィッド・シルヴィアンのライブが

NHKのＢＳハイ・ビジョンでやってた。偶然見つけたのでラッキー。
ステージ簡単。楽器演奏というよりパソコンとシンセをちょろちょろと。見た目はテーブルを前に座ってノートパソコンいじってるだけ、ってかんじだった。弟君が実際そのへんをやってるらしくて、横でがんばっていた。ときどき手でパッドを叩いてリズムもやっていた。そして後ろの大型２画面でビジュアル・イメージを。高木正勝さんでしょうか。これが曲に合ってるというか、ぶつかってるというか。どっちの場合でもかっこ良かったです。音楽はほとんどサウンド・ファイルみたいだけど、映像はバリバリにインプロビゼーションらしい。もちろん基本の素材は前もって決めていると思うが、それがどんどん展開していくところがスリリング。油彩画アニメーションぽいのがすごくよかった。
「ブレミッシュ」は聴いてなかったけど、なかなか緊張感のある音だった。
最後の方ではギターを手に持ってゆったり歌う。いろんな曲があったけど、僕はリズムのはっきりした曲が好きだった。スケッチ・ショウとも似てるかんじ。同じような音色使いの曲もあった。
いちおうビデオ録画したが、せっかくのハイ・ビジョンなのに古いデッキとテープなので画質最悪。もう一度８月15日（日）にＢＳ２で再放送するそうなので今度はＰＣ録画しとこう。
あとで調べたら「サウンド＆レコーディング」誌の7月号で彼の巻頭特集があり、「ラップトップ・ライブ」についてもいろいろ書いてあって参考になった。
HP
P-VINE RECORDS