コンフィデンス

コンフィデンス


だましだまされのコンゲーム大会。

ネタバレになるから書きにくいけど、もうバレバレなんですよ。
普通に見ていても。

ピンチの修羅場から回想していくスタイルになっていて、映像も音楽もけっこうスタイリッシュ。(オーシャンズ11ぽい)
でも上っ面だけなかんじ。
人間関係にドラマチックなものが薄く、死んだ仲間の弔い合戦もどこかに消えちゃうし、レイチェル・ワイズとの恋愛も中途半端。
そのため、強奪作戦や裏切りにスリルがなく、どこか安心して見てしまう。

エドワード・バーンズは良かった!てゆかもともと好きなので。彼の度胸と頭の良さはカッコ良く描かれるのだが、ダスティン・ホフマンやロバート・フォースターなど、敵ボスとの「男くらべ」のバトルが足りない。

特にダスティン・ホフマンは「キレたら怖い」キャラということになっているが、その凄みの肉付けが弱い。もともと彼では無理がある上に脚本もしょぼいので、対決が盛り上がらん。

上っ面が良かっただけに中身もがんばって欲しかった残念映画。最後のColdplayの主題歌は良かった!
(☆3つ)