W杯準決勝、ドイツ対スペイン(0−1)
スペイン先発は、フェルナンド・トーレスあきらめてペドロ。
ドイツは、ミュラーの代わりにトロホウスキ。
試合始まると、ドイツはブロック組んでドン引きに。
理論家のレーブが分析した結果の指示だろうが、
相手がスペインとはいえ、ドイツには真っ向勝負して欲しかった。
前半はスペインをある程度封じるものの、攻撃の形はまったく作れない。ミュラー不在もあってクローゼが孤立。
これじゃ負けなくても勝てんわな。
後半も停滞ぎみの展開も、CKから28分にプジョルのヘッドで先制。
これでドイツもようやく前に出るが、今度はスペインがドン引きに。
カウンターで追加点取れるチャンスがいくつがあったが、フェルナンド・トーレス投入も実らず。ただ、ドイツを何度も戻らせて疲れさせるには十分だった。
スペインは相変わらず凄いパス回しを見せてくれたけど、素人目には得点まで至らなかったのが残念。
ドイツは、セルヒオ・ラモスが走りこんでくるスペイン右サイドをあえて二の次にしてまでもゴール前ブロックを崩さずにシャビ、イニエスタあたりを封じようとしたフシがあります。
なので、セルヒオ・ラモスには何回かあったチャンスを自力で突破してモノにして欲しかった。
ペドロもよく頑張ったけど終盤のカウンターでトーレスに出さなかったのは遺恨残すぞ。あとシルバの出番が少ない!
ドイツも、投入されたクロースのフリーでのシュートが惜しかった。あと、審判が珍しく流しまくりだったのでそれも1−0の要因かも。
これで念願のバルサもどき対オランダに。
守備にもスキがないスペインの優位は動かないと思うが、ここまで負けなしのオランダの摩訶不思議な勝負強さに賭けたい。
打ち合いなら目があると思うんだけど。
凄いスペインと思わずに、「しょぼいバルセロナ対スーパーサイヤ人フェイエノールト、あるいは物凄いアヤックス」と思えばいいでしょ。
相手は、メッシいないし、イブラヒモビッチもダニエウ・アウベスもいない。GKは手ごわいが。
とにかくスペイン相手に引くことなく勝負して欲しい。
ジオ様には、ゴールを望むよりも、相手と1対1の場面を作られないように祈るばかりです。綺麗な花道となりますように・・・・。
タコのパウル君、頼むぞ!